あたらしい日々

「赤ちゃんを授かる」までの6年半に、私が見て、聞いて、トライしてみて、感じたこと。

病院選びが大事③

そんなわけで、4ヶ所めの病院は、普通(?)の産婦人科の単科病院。クリニック、というよりも、規模的には病院。

まだ、人工授精や体外受精前に抵抗があった私だったので、前のクリニックからは、「じゃあ、一度ちゃんと信頼できる産婦人科で診てもらうのがいい。FSHが高いことも含めて、何か別の原因が見つかるかもしれないし。」ということで、ここへ紹介と相成ったのでした。

 


ちょいとハイソなイメージの某駅から徒歩10分くらい。

 


ここで、私はあらためて子宮卵管造影検査を依頼。

2番目のクリニックですでに実施済みやったけども、とにかくそのクリニックへの不信感がすごかったので、もう一度ちゃんと受けたい、という気持ちから。

 


私の外来を担当してくれたのは、そこの副院長。男性医師だけど、とっても物腰柔らかで話しやすい。私の話をちゃんと聴いてくれる感じ。その医師からは、特に勧められはしなかったけど、私が「子宮卵管造影を受けたい」とお願いする形で検査を実施してもらうことに。

 


検査自体はすごくスムーズでした。前のクリニックのように、パンツもはいてない状態でバスタオル巻いて歩いて検査室へ移動させられる(薄いカーテンの向こうは待合室だというのに!)なんてことはないし、検査中もやさしく声をかけてもらえたので、安心して受けることができました。

やっぱり痛いのは痛かったけれども。苦笑。

 


さて、結果は。

「どこも異常なし」

あらら。

 


じゃあなんで妊娠しない?

何が原因?

どこも悪くないのに?

 


いっそ、原因がなんなのかはっきりした方がスッキリするのに。。。

原因が分かれば、それに対して治療ができる。なんとかする手段がある。

でも「異常なし」じゃあどうしようもない。なんで妊娠しないのか?という問いがぐるぐると頭の中をまわる。

 


痛みを承知で、自分から望んでしてもらった検査なのに、終わってみてさらに気が重くなってしまった。「前のクリニックはダメなとこだった。ここならまた新しくやっていける」という期待はガラガラと崩れ。。。

 


でもとにかく、「しばらくはタイミング法で様子を見ましょう。子宮や卵管に異常はないし、基礎体温もキレイに二層になっているし、大丈夫だと思いますよ。」とのこと。

 


「ここでならなんとかなる」

その思いをもう一度持ち直して、とにかく、しばらく頑張ることにしたのでした。